見本市 出展レポート
国際物流総合展2026 出展レポート
国際物流総合展2026へのご来場、誠にありがとうございました。
ナブテスコは「スーッと/スマートに」「うごかす、とめる」をテーマに、電動化技術とインテグレーション技術で、物流現場の課題解決に取り組む「スマートモーションコントロール」を提案しました。
当社が展開する精密減速機RV™シリーズは、産業用ロボットの関節用途で高い世界シェアを誇ります。そのラインナップであるメカナム駆動ユニット「RVWシリーズ」を、さらに進化させた新たな製品が「RVWアクチュエータ」です。オリエンタルモーター製ブラシレスDCモーターと駆動機構を一体化することで、AGV・AMRの開発・設計をより効率化するソリューションが実現しました。
実機はRVWシリーズ搭載の3つの実機を展示。グループ会社PACRAFTと共同開発した食品業界向けAMRのデモ走行、AGV・AMRメーカー各社のご協力による製造支援モバイルロボットや自動フォークリフトで、現場での課題解決の実例をご覧いただきました。
また、アシストユニット搭載の手押し台車の体験ブースも設置。作業負担の軽減とスムーズな搬送を実現する可能性を、直接体感していただける機会となりました。
今後もナブテスコは、独自技術とパートナーとの連携を通じて、多様化する物流現場の課題解決に貢献し、お客様とともに物流の未来を切り拓いてまいります。
展示紹介
メカナム駆動ユニットRVWシリーズ及び、RVW搭載製品の展示を行いました。
メカナム駆動ユニット
RVWシリーズ
ナブテスコ精機カンパニー
工程間搬送用
メカナムAMR
PACRAFT × Nabtesco
自動フォークリフト
AUTO LIFT
株式会社坂井電機様
製造支援モバイルロボット
iAssist
株式会社牧野フライス製作所様
ナブテスコ精機カンパニー
メカナム駆動ユニット
RVWシリーズ
高精度な加工技術により製造された減速機とメカナムホイールを一体化。メカナム機構の特徴を活かし、全方位へのスムーズな移動を実現するとともに、省スペースでの高精度搬送に対応。
PACRAFT × Nabtesco
工程間搬送用
メカナムAMR
グループ会社であるPACRAFT株式会社とNabtescoが共同開発したAMR。レトルト殺菌トレイの搬送を自動化し、食品工場の省人化や作業効率に貢献しています。
株式会社坂井電機様
自動フォークリフト
AUTO LIFT
RVWシリーズを搭載した自動フォークリフト。コンタクトな車体で重量物搬送を実現し、全方向移動を活かしてトラックへの積み下ろし作業の自動化に貢献します。
株式会社牧野フライス製作所様
製造支援モバイルロボット
iAssist
RVWシリーズを搭載した製造支援モバイルロボット。全方向移動と独自の自己位置推定技術により、複雑な工場レイアウトでもスムーズな搬送と高精度な位置決めを実現します。
メリット
設計・組付・調達の工数削減が可能!オリエンタルモーターのブラシレスDCモーター一体化のアクチュエータタイプと各社モータとの取付が可能なギヤヘッドタイプがあります。
最大2500 kgfの荷重に対応するメカナムホイールと、フレームに組み込んで使用できるユニット製品をそろえたRVWシリーズ。全方向移動型AGV/AMRの製作をサポートします。
ナブテスコ×WIBOTIC™
ワイヤレス給電・充電システム
WiBotic製品は、ロボットフリートの作業効率を大幅に向上させ、充電およびメンテナンスコストの大幅な削減に貢献します。安全かつ信頼性も高く、製品に合わせた高度なカスタマイズも可能。
よくある質問
RVWはどのような市場・用途で採用された実績がありますか?
搬送台車の足回りとして、様々な用途・市場で採用され、すでに活躍しております。
・工場内の狭いエリアでの工程間搬送 (ロボットアーム搭載AMR、メカナムフォークリフト)
・大型・重量物部品の搬送や位置合わせ(自動車、工作機械、航空機、鉄道車両など)
・建設現場の作業支援(高所作業車、天板貼り付け、内壁の位置合わせ、高所作業ステージ牽引など)
・鉄道車両の床下機器着脱台車
他社のメカナムホイールとの差別化は何ですか?
コンパクトでありながら耐荷重が高く、かつ走行可能距離(ホイール寿命)が長いことが特徴です。
<ユニット製品>
メカナムホイール・減速機・インターフェースが一体となったユニット製品であり、
減速機などを別途設計手配する必要がなく、設計・組立工数削減ができる。
<インホイール構造>
ホイール内に減速機を配置したインホイール構造としており、軸方向にコンパクトなため、筐体をスリムに設計できる。
<高耐荷重>
主軸受を内蔵した減速機をホイール内に配置することで、高いラジアル荷重に耐えられる。
<走行距離(ホイール寿命)>
CAE解析や試験検証によるバレル形状や材料の最適化を行い、他社と比較して高い耐久性を実現。
(自社試験結果より)
モータ容量選定の考え方について教えてください。
メカナムホイールは、その特性により前後進・横行・斜行でモータの必要トルクが変動します。
進行方向によって各ホイールの負荷分担が変化するため、同じ型式・同じ総重量でも、動作方向ごとにモータ負荷トルクを確認する必要があります。
型式、AGV/AMRの総重量、進行方向、ホイール回転数をもとに、平地・斜面での一定速時・加減速時のモータ負荷トルクを計算できる選定ツールをご用意しております。ぜひご活用ください。(※WEB会員の登録が必要です)
ギヤヘッド製品エリア
ギヤヘッドは、減速機の性能を十分に引き出しながら、エンジニアが負担しがちな設計・実装工数を低減できる“実用性の高いユニット”として位置付けられています。減速機単体では設計者が担当するベアリング構成、ケース剛性、出力軸設計といった要素をギヤヘッド側で最適化しているため、機構設計の簡素化、設計リードタイムの短縮、ロボットの立ち上げ容易化といったメリットが得られます。
今回の展示では、こうした「扱いやすさ」と「適用領域の広さ」を来場者に直感的に理解していただけるよう、複数のシリーズを展示しました。
展示したのは、高速・高精度モデルのRF-Pシリーズをギヤヘッド化した RFH-Pシリーズ、小型軽量のRV-Nシリーズをギヤヘッド化した RH-Nシリーズ、そして搭乗操作型ロボット「ARCHAX(アーカックス)」に採用された高速・高剛性ギヤヘッド GHシリーズ の3つです。
それぞれ性能は異なるものの、共通して「精密減速機RV™をそのまま組み込める扱いやすさ」が大きなメリットとして評価をいただきました。
「減速機の能力を確実に発揮しつつ、設計者が最小限の工数でロボットを構築できる」というギヤヘッドの本質を感じていただけたでしょうか。
イベント概要
≪会期≫
2026年9月8日 (火) ~ 9月11日 (金)
≪時間≫
10:00 ~ 17:00
≪会場≫
東京ビッグサイト(東京国際展示場)
≪当社ブース≫
東2ホール ブース番号 E2-C11
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