精密減速機RV™向け
故障検知センサ

精密減速機RV™向け故障検知センサRVSR®-A

精密減速機RV™の故障初期をお知らせ
~設備の稼働率向上へ~

故障検知センサRVSR®-Aは精密減速機RV™の故障検知を目的に開発された製品です。


減速機性能劣化イメージ

  • 右図は減速機の剛性や精度等の性能を示す特性値の変化を示したグラフです。
    これらの特性値は故障初期段階まではほぼ一定の値を維持しますが、故障が始まると劣化していきます。RVSR®-Aは性能劣化の開始点である故障初期を検知してお客様にお知らせします。
    RVSR®-Aが故障を検知した後も運転を続けると劣化が進行していきますが、減速機が運転できなくなるまでにはしばらくの期間がありますので、この間に計画的なメンテナンスを実施いただけます。

    ヒステリシス特性の変化の画像

故障検知の原理

下図は減速機のライフサイクルにおける潤滑剤中の鉄粉量の変化とRVSR-Aの動作の関係を表したグラフです。
減速機の故障が始まると潤滑剤中の鉄粉量が急増します。
この急増する鉄粉量の変化をRVSR®-Aがとらえ、減速機の故障が始まったと判断してお客様装置に故障検知警報を出力します。

  • 故障検知の原理に関する画像

仕様

  • 製品仕様
項目仕様
故障警報出力・リレー接点出力方式(次項に詳しく記載)
・最大印加電圧:DC30V、最大通電電流:50mA
入力電源DC24V±10%、0.1A以下
※二重/強化絶縁で分離されたDC24V回路より電源を供給してください
使用、保管環境周囲温度:0~65℃、湿度:20~80%(結露無き事)
耐振動最大加速度:5G、周波数:10~500Hz
対象潤滑剤RVOIL™ SB150

【RVOIL™ SB150】


出力信号

RVSR®-Aは故障を判定する基板を内蔵しており、故障検知警報はRVSR®-Aに接続したハーネスケーブルを通じてお客様の制御装置に出力されます。(下図参照)
RVSR®-Aより出力される減速機の状態は基板に搭載されている2つのリレー(電磁スイッチ)のOPEN/CLOSEの組み合わせ表現されます。
それぞれの組み合わせの意味は下表に示す通りです。状況に応じてメンテナンス計画等をご検討ください。

故障検知機能付きギヤヘッドシリーズ

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