見本市 出展レポート
2022国際ウエルディングショー
出展レポート
国際ウエルディングショーは、溶接・接合技術ならびに関連分野における最新の製品と先端溶接加工システム技術を一堂に結集した、日本最大の溶接・接合、切断技術専門展示会です。
このたびは『2022国際ウエルディングショー』ナブテスコブースにご来場いただき、誠にありがとうございました。
今回ナブテスコは、出展コンセプトを『溶接・搬送の自動化アイデアの提案』とし、駆動モデルを中心に新製品・開発中の製品を多数展示いたしました。
駆動モデルは至近距離でご覧いただけるよう、透明度の高い特殊アクリルパネルを防護壁に使用。静止モデルはゆとりある配置で、独自技術による多種多様な製品ラインナップの紹介など、あらゆる面で安全を重視した展示をおこないました。
駆動モデルエリア
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展示製品
・2軸ポジショナーユニット
(使用ユニット:RVP®-A )
・傾倒機構付きターンテーブルユニット
(使用ユニット:RVP®-C)
・片持ち2軸ポジショナー
(使用ギヤヘッド:RH-155C・RS-50A )
・片持ち1軸ポジショナー
(使用ギヤヘッド:RH-900C)
自動化が進む昨今、溶接もロボットによる作業が増えました。
しかし、大型の溶接はまだまだ人の手による作業も多いのが現状です。
溶接したい物をクレーンで釣り上げ、その周りを作業者が移動して溶接する。 そう言った作業は危険な上、安定した溶接作業ができないため品質が上がりにくいものです。
ポジショナーでワークを動かし、溶接点を動かす。ロボットが溶接するにせよ、人がするにせよ、ワークピースが動いた方が安全で高品質な溶接ができます。ましてや大型のワークへの溶接ならばなおさらのこと。
そこで今回、中型から大型まで幅広い溶接の自動化アイデアの提案として
RH-155C・RS-50Aを使用した、扁平で小型部品の溶接に適した片持ち2軸ポジショナー
RH-900Cを使用した大トルク・大モーメントの片持ち1軸ポジショナー
ポジショナーユニットRVP®-A、RVP®-C
それぞれを使用したポジショナーの4点をデモ機として展示いたしました。
当日の展示の様子を動画に収めたので、それぞれのモデルがどの程度どこまで動くのか、ぜひご覧ください。
静止モデルエリア
参考出品
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展示製品
・故障予知センサRVSR®
・防水仕様ギヤヘッド
・旋回輪ポジショナー
・次期高速減速機の研究
静止モデルエリアでは、『プロダクトアウト』と『マーケットイン』両方の精神で取り組み、ユーザーが抱える様々な課題を解決するため開発・研究を進めてきた故障予知センサRVSR®、防水仕様ギヤヘッド、旋回輪ポジショナー、次期高速減速機を参考出展いたしました。
自動化のメリットの一つに24時間稼働がありますが、そのためには減速機が『止まらない=壊れない』ことが重要。しかしモノである以上いつかは破損します。そこでナブテスコは、破損前に交換時期をお知らせし、突発的な設備停止を防止するセンサを開発しました。加えて 、高速化が求められる製造ラインにむけ、最高回転数を既存製品(精密減速機RV™ギヤヘッドGH、RF)の約二倍をコンセプトにした次期高速減速機、モーメントが必要な片持ちの重可搬設備に最適な大モーメント対応の旋回輪ギヤヘッド、減速機そのものを防水にすることで工作機の小型化に貢献する防水仕様ギヤヘッドを展示いたしました。
その他、現行モデルの精密減速機RV™製品シリーズ、潤滑剤封入に便利なグリスガン、AGV駆動ユニット RVW-7PG の展示もおこない、普段目にする機会のない減速機に興味を持った多くの方からご意見をいただく場となりました。
現行モデル
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展示製品
・ギヤヘッド
( RDR-E,RDS-C,RH-155C,RH-900C,RS-50A)
・グリスガン・パウチ
・AGV駆動ユニット RVW®シリーズ
イベント概要
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≪会期≫
2022年7月13日 (水) ~ 16日 (土)
≪会場≫
東京ビッグサイト(東京国際展示場)
東4・5・6・7ホール
≪出展ブース≫
東5ホール ブース番号 E510
≪出展内容≫
精密減速機RV™及び本製品を活用したアプリケーション製品
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